10月の目標と近況色々

ふと気付いたのですが、前回の記事が100個めだったんですね。

9月から募集してた一周年記念絵について、お陰さまで15個ものお題をいただきました。ご応募いただいた方、有難うございました！
ノーリアクションだったらいじけてブログ畳むとこだったよ…

これから一週間ほど（11日までだから正確には6日）ラフガキのほうはお休みをいただきまして、お題絵の制作に取り掛かりたいと思います。
こんな予定を立ててみました。

■～10/11まで：お題絵制作
■10/12～10/31：ラフガキ　30体/1日×20日

ラフガキ仲間＆お題絵待ってくださってる方々への報告と、自分のモチベを維持するために、ここに記しておきます。
確実に仕上げられるかチョット不安ですが、とりあえずやってみる。
ちなみに現在のお題絵進行状況は、ラフ3点ばかり描いてみた、くらいですー…

拍手くださった方、ありがとうございましたー＾＾
以下近況です。

■PCまわりの環境が変わった話

知人が次世代TV環境に備えて1920×1200ドット（！）の液晶モニタと新型TVチューナー付きのビデオカードを購入しました。
嬉しそうにセットアップしてる後ろで、ちょ、おま！絵を描くわけでもないのに何その解像度ゼータク過ぎる！とキーキー吠えてみたのが良かったのか、お下がりの液晶モニタとビデオカード、ついでに余ったメモリをもらっちゃいました～＾＾
そんなわけで、自分で一銭も出すことなく、なんとデュアルディスプレイ環境を手に入れてしまいました。1280×1024のモニタが、ふたつ。いやー、イイ。絵を描くにしても、ツールのウィンドウをもう一個のほうに避けてやって広く使ったり（パレット関連だけは色味が変わっちゃうのでメインのほうに置かざるを得ないのですが…）、資料をサブモニタのほうにでっかく表示できたり。何だか私じゃ宝の持ち腐れっぽくて申し訳ない気分にさえなります。

ただ、そのお陰でペンタブの読み取り範囲の比率が変わってしまうことに…つまりこんな感じ。

やっぱりちょっと違和感あります。早く慣れたいです～

■展覧会レビュー×3

忙しい忙しいと言いながら、この一月ほどの間に展覧会へは何故か3回も行きましたのでその感想など軽く。

■武部本一郎展（弥生美術館）
…興味はあるけど、SF、特にこの時代のものについては全然知識ないし大丈夫かな、と思ってたのですが、小学校の図書館に置いてあったあの本やあの本の絵もこの人によるものだったとは…！恥ずかしながら全然知らなかった。あーコレ見たことある、コレ借りたかも、懐かしいなあ、と見入ってる隣で、じーちゃんばーちゃんが紙芝居の現物を見てやっぱり懐かしがってたり。勿論オールドSFファンらしき人の姿も多かったです。不思議な客層。
原画だけでなく実際に印刷された本も多かったのですが、それも却って見比べられる事ができて面白かったです。
弥生美術館は今回はじめてだったのですが、常設の夢二（正確には弥生美術館とは別扱いですが）、華宵に加え過去の展覧会のポスターがずらっと並んでたり、絵葉書が買えたりでSFテイストとレトロと少女趣味をいっぺんに満喫できて、なんだか大変美味しかった。今やってる企画展も面白そうですね。
…あとここで石原豪人さんと言う人の絵葉書（黒いドレスの貴婦人の周りに生首が入った帽子がいっぱい、というシュールな絵）がすごく素敵で買ってきたのですが、ウチに帰って検索してみてビックリ、以前ネットを彷徨ってる時に偶然見つけて衝撃を受けた、この絵（ttp://shun50.cool.ne.jp/mario.htm　：18禁ってワケではないですが、人によっては心構えが必要かも）を描かれた方だったのですね…！ああ、でも、なんかすごい納得。

■怪獣と美術（三鷹美術館）
新聞の記事で、このカネゴン（ttp://mitaka.jpn.org/voice/art.cgi　：の、7/12の記事）を見て、心臓鷲づかみにされまして、それで、行ってきました。実はウルトラマンはじめ特撮についてもまったく前知識がない私なのですが…これが、すごく面白かった。同行者がウルトラマン大好きで隣で熱く語ってくれたお陰でもあるのですが。センスがすごく日本的だなあ、っていうのと、あと勿論、それぞれの怪獣の設定があって、中に人が入らなくちゃいけなくて…という制約の中で考えられたデザインが面白い、というか、それどこでなくて、前に使った着ぐるみの使いまわしで新しい着ぐるみを作ったりとか、ウルトラセブンの中の人（笑）がウルトラマンの中の人に比べて頭身が低かったので、それを誤魔化すためのデザインを考えたりとか…想像以上に細かいとこまで色々大変だったらしいんですね。はー。
あと、そんなんあるって全然知らないで行ったんですけど、成田亨さんの怪獣デザインを離れた仕事…油絵とか彫刻（FRPですが）とか、そんな作品群が、理屈でなくゴンと響いてきたというか、こんな感じは久し振り。

■友人の初個展（福岡市内某ギャラリー）
知人に見つかるとイヤなのであんまり詳しくお話できないのですが＾＾；　どんな作家の展覧会に行くよりも、ある意味、一番刺激を受けますよね、こういうのが…
数年前からの約束だったのでわざわざ飛行機乗って見てきたわけですが、行って良かった。一緒に飲む時間があればもっと良かったんだけどなー！女性の友人で、私と酒量でタメを張れるのはコイツくらいなので　笑