ラフガキ（568-603）

プラス36体でやっと目標の３分の１…！はあはあ。

人物を描いてると、よく思い出すことがあります。
学生の頃、女性のモデルさんを描いてたときのことです。先生が背後からすたすたとやって来て、私の描きかけの絵を指差し「君の絵はね、耳の下のここんとこが角張りすぎてるね、女性はもっと滑らかなのが普通なんだよね、ここ直したらもっと女性らしく見えると思うよ」、そこまで言ってから、先生、はじめて私の顔をまじまじと見て、「あれ…君は女性にしちゃ随分角ばってるね」と付け加えたのです。
たまたまそのちょっと前に「人物デッサンは描き手自身に似ることが多い、描き手が女性のときは特にその傾向が強くなる」とも別の先生が仰ってて…
以上のふたつの話をまとめてみると、うわーんそれって私の顔が男っぽいってことですか。確かに父親にクリソツとかよく言われますけれども。当時ハタチかそこらの私は大いに傷ついたのでした。
でもまあ、お陰でここんとこの描き分けについてはばっちり心に残ったし、これからも一生忘れることはないと思います。

拍手くださった方、ありがとうございました～。